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医師は副業可能?医師におすすめの副業と注意点を解説!

医師は副業可能?医師におすすめの副業と注意点を解説!

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医師として働く方の中には、収入をアップさせるために副業をしたいと考えている人もいると思います。しかし、副業をしたいが医師は副業ができるのか?と気になっている方もいるのではないでしょうか。

今回の記事では医師の副業の可否や、おすすめの副業はどのような職種があるのか、そして副業をする際の注意点などを解説していきます。

医師の副業は可能

結論から言うと、医師は副業可能です。また、近年では副業をしている医師は増加傾向にあると言われています。しかし、すべての医師が副業可能というわけではありません。

副業ができないケースは主に以下の2つです。

・研修医(初期研修医)
・病医により禁止されている

研修医は原則副業禁止

初期研修医に分類される期間の研修医は副業ができません。

研修医は医師法により「臨床研修に専念し、その資質の向上を図るように努めなければならない」と定められています。そのため、アルバイト・副業が禁止されています。

病院によっては副業を禁止している

病院によっては職務専念義務を理由に副業を禁止している場合があります。勤務先の方針を確認することが重要です。

また、公務員医師に関しても職務に専念する義務が定められているため、副業をするには許可が必要になります。

医師免許を活かした副業

医師免許は多くの副業で有利に働くため、資格を活かした副業が推奨されます。

ここからは医師免許を活かしてできる副業とその内容などを紹介していきます。

非常勤勤務

他の医療機関で非常勤医師として働くことも一つの選択肢です。

スケジュールの調整が可能なため、本業とのバランスを取りやすいです。非常勤勤務は、特に地域によっては医師不足が問題となっている場所で需要が高く、医師としての専門性を生かしながら地域医療に貢献することができます。

また、非常勤勤務を通じて、異なる医療環境や新たな治療方法に触れることで、自身の医療スキルを高めることも可能です。

医療系記事の執筆・監修

専門知識を生かして、医療関連の記事や書籍の執筆、監修を行うこともできます。医師免許を持ってる点に加えて医師としての専門性を活かしつつ副収入を得ることが可能です。

医療系の記事執筆や監修は、情報の正確性が求められるため、医師の専門知識が直接役立つ分野です。

信頼性の高い情報を提供することで、読者からの信頼を得ることができ、さらには医療業界における自身の名声や影響力を高めることができます。

セミナー講師

医師としての知識と経験を活かし、セミナーや講演会で講師を務めることも医師免許を活かした副業の一つです。前述した書籍の執筆などからセミナー講師の依頼に繋がる事もあります。

また、医療関連のセミナーでは、最新の医療情報や技術、研究成果などを共有することが重要視されています。

講師として参加することで、自身の専門知識をさらに深めるとともに、医療業界内外のネットワークを拡大する機会にもなります。セミナーでの講演は、医師自身の専門性をアピールする場ともなるため、キャリアの発展にも寄与します。

オンライン医療サービス

オンラインでの医療相談や診療を行うことも一つの選択肢です。特に地方や医療機関が不足している地域の患者に対して、オンライン診療を提供することは大きな需要があります。

オンライン医療サービスを通じて、患者のアクセスを容易にし、より多くの人々に質の高い医療サービスを提供することが可能です。

さらに、オンラインでの業務は、時間と場所を選ばずに行えるため、プライベートな時間を確保しやすいというメリットもあります。

医師以外での収入アップ方法

医師免許を活かした副業を紹介しましたが、医師の副業は医師免許を活用せずとも収入をアップさせることが可能なものがあります。

中でも長期間を見据えての副業は仮に医師として働けなくなった際のリスクヘッジにもなります。

ここからは医師免許を活用せずとも収入増を目指せる方法を紹介していきます。

不動産や株式などへの投資

不動産投資や株式投資は、比較的リスクを抑えつつ、安定した収益を期待できる副業として多くの医師に選ばれています。特に都市部の不動産は需要が高く、賃貸経営を通じて安定した収入を得ることが可能です。

さらに、株式投資では、分散投資を行うことでリスクを管理しながら資産を増やすことができます。

投資の中でもこまめに株式市場を確認する必要があるデイトレーダーは医師の副業としては向いておらず、長く保有する事で徐々に増えていく長期投資が向いているといえます。

薬局など店舗経営

薬局や老人福祉施設などの経営は、地域社会の健康維持に貢献しながら副収入を得る方法です。

医師としての信頼と専門性を生かし、顧客の健康管理をサポートすることで、安定した顧客基盤を築くことが期待されます。このように、医師の資格を生かした店舗経営は、収益性と社会貢献を兼ね備えています。

しかし、店舗経営には医師の知識の他に経営の知識やビジネスセンスが必要になるため、誰でもすぐに始められるというものではありません。

また、副業といえど店舗の経営(運営)が必要であり、一人でなく共同経営という形で経営している医師もいます。

医師によるその他の副業例

プラットフォームの増加や趣味の多様化の影響もあり、医師としての専門性を活かし多様な副業にチャレンジする医師もいます。

元々の趣味の延長線上としてチャレンジできるものもあり、新たな収入源の確保に加えて、日々の良い刺激となる傾向もあります。

医者としてのYouTuber活動

医療情報や健康に関する動画をYouTubeで発信することは、広い層にリーチする手段として効果的です。教育的な内容から娯楽的な内容まで、多岐にわたる動画を通じて、医師としての知見を共有し、視聴者との新しいつながりを築いています。

イラストレーターとしての活動

医療イラストは教育資料や書籍、ウェブサイトなど多くの場で求められています。医師の視点から生み出される正確かつ魅力的なイラストは、教育的価値が高く、需要が増加しています。副業としてイラスト制作に取り組むことで、専門性を活かした表現が可能です。

飲食業界での副業

健康志向の高いレストランやカフェの経営は、医師による新たな挑戦として注目されています。

栄養価の高いメニューを提供することで、顧客の健康をサポートし、飲食業界での新しいビジネスモデルを築いています。

医師の副業するメリット

ここからは医師が副業をするメリットを紹介していきます。

医師免許を活かした副業が可能

医師免許は多くの副業で利用できるため、医療関連のコンサルティングやセミナー講師など、専門性を活かした活動が可能です。医師の副業のジャンルは他の職種に比べ選択肢は比較的多い傾向にあります。

医師としての専門知識をさらに深めるとともに、広範な分野での影響力を拡大することができます。

年収をアップさせる事ができる

副業をすることで、本業の収入に加えて追加の収入を得ることができ、経済的な安定と自由を実現します。

特に医師のスキルを活かした副業は、高収入を得やすい傾向にあり、資金的な余裕が生まれます。

本業とは違うスキルの取得

副業を通じて、医療以外の分野で新たなスキルや知識を身につけることができ、個人の市場価値を高めることが可能です。

また、異業種での経験は医師としての視野を広げ、多様な問題解決能力を養うことにも繋がります。

ネットワーク・人脈が広がる

異業種での活動を通じて、多様な人々との出会いと交流が生まれ、新しい機会を引き寄せることができます。これにより、新たなビジネスチャンスやキャリアアップの機会に繋がることが期待されます。

また、構築した人脈は転職の際などにも活用する事が可能です。常勤医のみだと出会うことのない人に出会えるのも医師が副業をするメリットです。

医師が副業を始める際の注意点

医師が副業を始める際には、いくつかの重要な注意点があります。

最後にその注意点をいくつか紹介していきます。

時間管理の重要性

医師の本業は非常に忙しいため、副業と本業のバランスを適切に管理することが必須です。適切な時間管理を行うことで、どちらの職務も効率的にこなすことができます。

確定申告が必要

副業からの収入がある場合、税務上の義務として確定申告が必要になります。ただし、これは副業で得た収入から経費を差し引いた金額が20万円を超えた場合に限ります。

国民の義務である納税は必ず行なう必要があります。申告漏れがあった際は追徴課税の対象になる可能性があるため、しっかりと納めるようにしましょう。

また、副業の規模感によっては開業届を出し個人事業主として業務することで節税できる場合もあります。

医師としての倫理観の維持

医師としての職業倫理を守りながら副業を行うことが求められます。患者への責任を最優先に考える事が必要です。

副業であれど医師としての自覚を持った行動が求められます。

副業と本業のバランス

副業が本業のパフォーマンスに影響を与えないよう、両者のバランスを慎重に取ることが重要です。

副業に精を出すあまり本業が疎かになってしまっては本末転倒です。副業はあくまで副業であり、本業で最高のパフォーマンスを発揮できるようにバランスを考えて行なう必要があります。

まとめ

今回は医師は副業が可能なのかどうか、そして医師におすすめの副業やメリット、注意点を紹介していきました。

現在よりも年収をアップさせたい、別の経験も積んでおきたいなど副業を検討する理由は人それぞれだと思います。

目的により選ぶ副業も変わってくるので、自分が副業をしたい目的ははっきりさせて自分に合った副業を選びましょう。

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記事の監修者

顔写真

松村 康平

代表取締役

ベンチャー企業、スタートアップ企業に入社し、事業立ち上げからの収益化、
人事採用まで幅広く経験。2020年にスペーム株式会社を設立。
実体験に基づき、自分を成長させるのは失敗を恐れずチャレンジすることだと考えております。
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