
医師免許を持ってるだけで就ける仕事は?医師以外の職種を紹介!
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「医師免許を持ってるだけで就ける仕事は?」
「医師免許を活かした医師以外の仕事は?」
現在、医師として勤務している方や医師免許取得を目指している方の中にはこういった事を考えている人もいるのではないでしょうか?
一般的に医師免許と言ったら病院に勤務する医師のイメージがあると思いますが、実は病院以外で働くといった選択肢があります。
今回は、医師免許を持ってるだけで就ける仕事や、医師免許を持っている事でのメリット、医師が医師以外の職種への転職を考える理由などを解説していきます。医師から他職種への転職をしている方は是非参考にしてください。
医師免許とは?

医師免許とは、医療の専門知識と技術を有することを証明する重要な国家資格です。医師としての職務を全うするためには、この免許が絶対に必要であり、医師免許を取得するには、医学部での厳しい学習と臨床経験を積む必要があります。
さらに、国家試験に合格することが求められるため、医師として働くためのハードルは非常に高いです。しかし、この資格を持つことで、医師として人々の健康を守る重要な役割を担うことができます。
医師免許を持っていることのメリット

医師免許を持つことで、多くのメリットがあります。
・地域を選ばずに働ける
・安定した収入が期待できる
・更新の必要がない
・社会的信用を得やすい
・医師免許所持による資格の取得
地域を選ばす働ける
医師免許を持っていることのメリット1つ目は日本全国で適用されるといった点です。
他国によっては特定の地域でしか資格が適用されないといったケースもありますが、日本は全国共通です。地域や病院の規模などにより医師の年収は異なります。
そのため、自分のライフスタイルに合わせて勤務地を選ぶことが可能な点は医師免許の大きなメリットです。
安定した収入が期待できる
医師免許を持っていることで就ける職は専門職な事が多いため、高い需要があり、安定した収入を得ることが可能です。
勿論、常勤勤務とフリーランスによりその金額は変わってきますが、フリーランスでも働き方によっては常勤医師の年収を超えることも可能です。
また、専門医の資格を得る事で更に収入をアップさせることも可能です。
更新の必要がない
医師免許は基本的に一度取得すれば有効期間は一生有効です。定期的な更新は必要ありません。
他国では一定期間による更新を要する国もあり、更新には時間と費用を要します。これにより、一度の努力で長期にわたってその資格を活かし続けることができます。
しかし、医師免許が剥奪されるケースもあります。それは犯罪行為をはたらいた場合です。
社会的信用を得やすい
国家資格である医師免許を取得し職に就いていることは高い社会的信頼を伴います。
社会的信用を得ている事で日常生活の中で多くのメリットがあります。例としてあげられるのが、住宅ローンや融資が受けやすいという点です。
前述した安定した収入が期待できる点が上記へと繋がります。
医師免許を持っているから取得できる資格がある
医師免許を持っていることで、各専門医の資格の取得や産業医系の資格、麻酔科標榜医など様々な専門的な分野で活動するための追加資格が取得しやすくなります。
これにより、より専門性を深め、キャリアアップが図れます。
また、資格を所持している事で年収アップも期待できます。
医師免許を持ってるだけでできる仕事

医師免許を持っているだけで、医療現場だけでなく多様なフィールドで活躍することが可能です。
医師免許は、医療知識を要する多くの職種において強みとなり、専門性を活かしたキャリアを築くことができます。
ここからは医師免許を持ってるだけでできる仕事を紹介していきます。
製薬会社
製薬会社では、医師免許と医学知識を活かして、新薬の開発や臨床試験のデザイン、ドラッグセーフティのポジションなどで活躍することができます。
実際の患者を診ることはありませんが、医学的知見を駆使して、より安全で効果的な医薬品を世に送り出す重要な役割を担います。
ベンチャー企業
医療技術やヘルスケア技術の分野で新しいアイデアを実現させたい場合、ベンチャー企業でのキャリアが適しています。
医師の臨床経験を活かし、技術開発やビジネス開発の面で新しい価値を生み出すことが期待されます。
保険会社
保険会社では、医師免許と医学の専門知識を生かして、保険商品の開発や保険金の支払い査定、健康支援プログラムの設計などに携わることができます。医学的評価が求められる仕事で、多くの人々のライフプランに影響を与える責任あるポジションです。
コンサルティング
医師免許や医師としての経験を活かす事ができる医療コンサルタント。
近年では医師免許を持っているコンサルタントが増加傾向にあり、医療の現場知識を活かして、医療機関の経営改善や新しいヘルスケアサービスの開発支援を行います。
また、医療政策や医療経済に関するプロジェクトにも関与することがあります。
研究職
大学や研究機関における研究職では、基礎医学や臨床医学の研究に従事します。
医師免許を持つことで、臨床データの解釈や実験計画の立案において、深い洞察を提供することができます。
研究職はすぐに成果へ直結する訳ではなく、日々の地道な作業の積み重ねになります。
しかし、その日々の研究結果が未来の医療業界に役立つ可能性があります。
健診医
健康診断を専門に行う健診医として、企業や学校、地域コミュニティでの健康診断を担当します。
予防医学の知識を活かして、疾病の早期発見や健康アドバイスを行うことが主な仕事です。
介護老人保険施設
介護老人保健施設での勤務は、高齢者の日常的な医療管理を行います。
介護老人保健施設は法律で入所定員100名あたりに対し、常勤医師を1名配置する事が定められています。医師としての専門的なスキルを活かし、より質の高い介護サービスの提供を目指します。
また、医師は介護老人保健施設において施設長など施設の運営部分を任されることも多いです。その際は、医師としての技術・知識だけでなくマネジメントスキルやコミュニケーションスキルが求められます。
起業
医師としての経験や知識を活かして独自のビジネスを起業することも可能です。特にヘルスケア分野においては、新しい技術やサービスが求められており、大きなチャンスがあります。
しかし、企業は経営に関しての知識も必要となってくるため、医療の知識のみでは難しい場合もあります。そのため、将来起業を考えている場合は、経営についての知識も蓄える事が大切です。
医師から他職種へ転職する主な理由

多くの医師が他職種への転職を考えるに至るのには、いくつかの共通する理由があります。
ここからその理由を順番に解説していきます。
激務な労働環境
医師の仕事は非常にハードであり、時間外労働の多さは他の職種に比べ多く、長時間労働が常態化していることが多いです。
医師は職業の特性上、緊急対応が求められることもあり、プライベートの時間が確保しにくく、ワークライフバランスの改善を求めて他職種への転職を検討する医師がいます。
業務によるストレス
医師の業務は高い精神的プレッシャーを伴います。また、医師の中には過酷な労働環境により休日や睡眠時間が確保できず、慢性的なストレスを感じ、うつに近い状態になる方もいます。
加えて、重大な医療判断を迫られることが多く、これもストレスの原因となり、他職種への転職を考えるきっかけになることがあります。
患者さんとのトラブルや人間関係
医師と患者との間で発生するトラブルや、職場内の人間関係の問題も、医師が他職種に転職を考える理由の一つです。
これらの問題により、職場でのストレスが増大し、新たな職場を求めることがあります。
医者から他業種へ転職する際のポイント

医師から他の職種へ転職を考える際には、以下の点に注意することが重要です。
・年収が下がる可能性がある
・自分の強みを理解しておく
・若いうちに転職する
・医師への復帰の難易度が高い
それぞれ順番に解説していきます。
年収が下がる可能性がある
医師としての年収は一般的に非常に高いため、他職種への転職によって収入が減少する可能性があります。
医師免許を所持している事でできる仕事は比較的高収入な仕事が多いですが、医師と比較した際に年収が下がる可能性は考慮しておく必要があります。
自分の強みを理解しておく
医師免許と臨床経験は大きな強みです。これらをどのように活かせるかを考え、転職活動に活用することが成功への鍵となります。
また、現在医師として勤務している際は専門性も考慮しておく必要があります。
医師と言っても多岐に渡るため、自身の経験や知識を最大限活用できる職場を選択できるよう、自分の強みを理解しておく事が大切です。
若いうちに転職する
キャリアの柔軟性を保つためには、可能な限り若いうちに転職を行うことが望ましいです。
他業種への転職の場合、新たな知識や技術が必要となる可能性があります。若いうちに他業種へ転職する事で新しい職種での経験を積む時間が増え、成功の可能性が高まります。
医師への復帰の難易度が高い
一度医師を離れると、再び医師として復帰することは難しい場合があります。これは、医療技術の進歩に追いつくことが困難であるためです。このため、転職を決定する前に、将来的なキャリアプランを慎重に考慮する必要があります。
まとめ
医師免許を持っていることで、医療現場以外でも多くのキャリアオプションが開かれます。医師としてのスキルや知識は、多くの分野で高く評価され、新たな職業への扉を開く鍵となり得ます。自分のライフスタイルやキャリアの目標に合わせて、様々な選択肢を探求することが大切です。
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記事の監修者

松村 康平
代表取締役
ベンチャー企業、スタートアップ企業に入社し、事業立ち上げからの収益化、
人事採用まで幅広く経験。2020年にスペーム株式会社を設立。
実体験に基づき、自分を成長させるのは失敗を恐れずチャレンジすることだと考えております。
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