
美容看護師とは?仕事内容や年収、採用条件、向いている人の特徴を解説!
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「美容看護師とは一体どんな業務をしていて、年収はどのくらいなのか?」
「美容看護師になるには資格は必要?新卒でもなれる?」
美容看護師を目指している方の中にはそんな疑問を抱えている方もいらっしゃると思います。
今回は、美容看護師の仕事内容、年収、メリット・デメリットや美容看護師に向いている人の特徴を解説します。
また、美容看護師の採用事情や面接のポイントも紹介していきますので、美容看護師に興味を持っている方、美容看護師への転職を検討している方は、本記事を参考にしてください。
美容看護師とは?基本情報と職業概要

美容看護師は、美容クリニックなど美容に関する医療を提供する医療機関で働く看護師のことをいいます。
医療と美容の知識を兼ね備え、お客様の美容に関するニーズに応えます。様々な美容手術や治療をサポートする役割を担い、美容分野での専門性を高めています。
美容クリニックは大きく美容外科・美容皮膚科が存在しており、大手の美容クリニックから、個人で経営する美容クリニックなど職場は多岐に渡ります。
美容看護師の役割とは
美容看護師は、手術の準備やアフターケア、機械施術など、お客様の美容に関する一連の支援を行います。
一般的な病院の看護師と異なり、美容の専門知識と美容看護の技術が求められる職種で、お客様が見た目の変化を通じて自信や満足感を得ることができるよう、日々努力を重ねる必要があります。
高い技術と人間性を兼ね備え、お客様一人一人に寄り添いながら、最適な美容施術やプランを提案し続けています。そのため、美容に関する知識以外にも接客スキル・コミュニケーション能力も求められる職種です。
一般の診療科との違い
通常の病院と比べ、美容クリニックは予約制であることが多く、緊急性の低い治療が中心です。そのため、ライフスタイルに合わせやすいという特徴があります。
治療に対するお客様の期待値調整や心理的サポートも重要な役割を担っています。また、一般の診療と治療費にも違いがあります。
一般の診療科ではお客様の負担額は1〜3割なのに対して、美容医療は基本的に保険が適用されません。加えて美容医療は治療費を自由に設定できるため、一般的な診療科よりも料金は高い傾向にあります。
美容看護師の仕事内容とスケジュール

美容看護師の仕事内容は多岐にわたり、日々のスケジュールもそれに応じて変動します。
主に「10時〜19時」や「11時〜20時」という時間帯の勤務が多い傾向にあります。
ここからは美容看護師の仕事内容やスケジュールについて解説していきます。
美容看護師の仕事内容は?
まずは美容看護師の仕事内容を解説していきます。
具体的な業務には以下のようなものがあります。
・外科手術のサポート
・カウンセリング
・お客様のアフターケア
・施術
外科手術のサポート
美容看護師の主な仕事内容の一つが、外科手術のサポートになります。
手術器具の準備、お客様の体位調整、手術中の機器操作など手術での医師のサポートとしての役割です。
美容看護師は手術の成功を支える重要な役割を担っており、その技術と経験には高い専門性が求められますが、美容クリニックでは手順を教えてくれる事が多いため、基本的な技術と知識があれば安心して働くことが可能です。
カウンセリング
お客様の美容に関する悩みや要望を聞き、適切な治療方法を提案するカウンセリングも美容看護師の主な仕事です。
基本的に美容外科では事前カウンセリングを行います。カウンセリングを通じてお客様の不安を解消し、信頼関係を築くことが美容看護師には求められます。
お客様一人一人の期待に応え、最良の結果を導くための提案が必要です。
お客様のアフターケア
美容外科手術後のお客様のアフターケアも大切な仕事です。アフターケアはお客様が手術後に安心して生活できるようにするために重要であり、綿密なケアが求められます。
ダウンタイムで起こる内出血や腫れなどの症状はお客様を不安にさせる事があり、そういった際にしっかりと不安や疑問を解消する事が求められます。
お客様に対する対応だけでなく、術後の様子を医師にしっかり共有することも大切です。
脱毛などの施術
美容皮膚科ではレーザーを用いた脱毛処理など、美容に関連する直接的な施術も担当します。
このような施術はお客様の美容に直接関わるため、美容看護師にとっては特に重要な業務の一つです。施術内容によっては使用する機械が異なるため、それぞれの機械の使用方法を理解する必要があります。
基本的には機械の使用方法を教えてくれるため、操作経験がない方でも安心して施術に取り組めます。
美容看護師のスケジュール概要
続いては美容看護師の日常の勤務スケジュールについて解説していきます。美容外科と美容皮膚科では仕事内容が異なります。
それぞれ順番に解説していきます。
美容外科勤務のスケジュール
美容外科の主な仕事内容は外科手術のサポートやカウンセリングになります。基本的に予約制となっているところが多く、1日のスケジュールが立てやすい傾向にあります。
出勤後は「予約内容の確認」や「カウンセリングルームを整える」など、準備から始まり、美容クリニックのオープン後はカウンセリングや外科手術のサポートを開始していきます。
休憩時間は交代制や、休診時間を設けているなど、美容クリニックにより異なります。休憩後は再度、カウンセリングや外科手術のサポートなどを行い、事務作業や翌日の準備をし終業となります。
美容皮膚科勤務のスケジュール
美容皮膚科と美容外科医の1日の流れに大きな違いはありませんが、異なる点として、美容皮膚科勤務の際は施術があるといった点になります。
完全予約制のクリニックが多いため、緊急で施術が入る可能性は低いですが、予約の数が多いとお客様対応の時間が長くなります。
美容看護師になるには

実際、美容看護師になるにはどうすればいいのでしょうか?資格や経験の有無が気になる方もいらっしゃると思います。
ここからは美容看護師になるための情報を解説していきます。
美容看護師に有利な資格
美容看護師として働くためには、看護師資格は必須ですが、その他に必須な資格はありません。しかし、持っている事で美容看護師への転職に有利になる資格は存在します。
例えば、化粧品に関する幅広い知識を身につける事ができる「日本化粧品検定」や、肌のトラブルなどに悩む人へ適切なアドバイスができる「スキンケアアドバイザー」などがあります。
美容看護師の倍率
近年、美容看護師の人気は高まっており、倍率は高い傾向にあります。
美容クリニックの数は増加傾向にありますが、美容看護師を目指す人も増えているのが要因となっています。
年齢制限の有無
美容看護師は特に法的な年齢制限は設けられていません。
そのため、求人の募集要項には年齢は記載されていませんが、「35歳まで」という噂もあります。また、「若い方が有利」という噂もありますが、募集しているポジションや美容クリニックにより異なってくると考えられます。
また、一般的に大手とクリニックは年齢層が比較的低い傾向にあり、個人のクリニックは年齢層が比較的高い傾向にあると言われています。
新卒から美容看護師への道
一般的な看護経験を積んでから転職するケースが多かったですが、今は新卒で直接美容看護師になるケースも増えてきています。
これは美容看護師の人気が高まっている事が関係しています。
大手の美容クリニックでは充実した研修制度を取り入れているところが多く、未経験の場合でも比較的安心して働く事ができます。
一方、個人クリニックの場合は大手ほど研修内容が充実していない傾向にあるため、経験や知識が求められることもあります。
また、美容皮膚科では注射や点滴を行う機会があるため、事前に経験がある方が自信を持って業務に取り組みやすいです。
美容看護師の給料について

美容看護師の給料は基本給とは別に、インセンティブやボーナスによって大きく異なる場合があります。美容医療の専門性を活かし、高度な医療技術と接客スキルが求められるため、一般の医療現場と比較しても高い給料が設定されている傾向にあります。
年収
美容看護師の年収は通常の看護師と比較して高めであり、経験や勤務地、所属するクリニックによって異なりますが、相場は年収390万〜500万円以上と言われています。
大手の美容クリニックと個人クリニックでは大手の美容クリニックの方が高い傾向にあります。
インセンティブ
多くの美容クリニックでは、施術の質やお客様からの評価に応じてインセンティブが支給されることがあります。
インセンティブの内容はクリニックにより異なる事が多いので、事前に確認が必要です。
個人の売上やクリニック全体の売上が給与に反映するため、モチベーションの向上にもつながります。
美容看護師のメリット

美容看護師として働くことには多くのメリットがあり、特にライフスタイルの質を向上させることが可能です。
生活リズムが安定しやすい
美容クリニックのほとんどが日勤のみで夜勤がないため、生活リズムが一定しやすく、プライベートの時間を確保しやすいです。これにより、仕事と私生活のバランスを取りやすくなります。
給与が高い傾向にある
専門的な技術と知識が求められる美容看護師は、他の看護職に比べて高い給与が設定されています。これにより、経済的な安定とともに、仕事への満足感が得やすいです。
駅から近いクリニックが多い
多くの美容クリニックが都市部に位置しており、交通の便が良い場所にあるため、通勤が便利です。これにより、通勤時間のストレスが少なく、日々の疲れを軽減できます。
美容看護師のデメリット

美容看護師としてのキャリアには多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
臨床経験にカウントされない可能性がある
美容看護師としての経験は、一般的な医療現場での臨床経験とは異なるため、他の医療分野への転職を考えた際に経験が評価されにくいことがあります。
そのため一般の病院から美容クリニックに転職し、再度一般病院に戻りたいとなった場合、戻りにくい可能性があります。
大型連休は取りにくい
美容クリニックでは繁忙期にあたる連休期間中は休みを取りにくく、この点がデメリットと感じる人もいます。
また、美容クリニックは土日など休日に来院するお客様が多いため、土日・祝の休みは少なくなる傾向にあります。
美容看護師に向いている人の特徴

美容看護師に向いている人は、美容への情熱があり、人と接することが得意な人です。
美容が好きな人
美容に関する情報を常に追求し、自己の身だしなみにも気を配ることができる人が美容看護師に向いています。
また、美容医療の世界は常に新しい機器などが誕生します。
そのため、美容が好きで自ら情報収集し新しい情報をキャッチしている人は美容看護師に向いていると言えます。
人と接するのが好きな人
お客様とのコミュニケーションを重視し、親身になって接することができる人は、美容看護師として高い評価を受ける可能性があります。
施術や外科手術のサポートだけでなくカウンセリングや術後のアフターケアなども大切な仕事です。
お客様の悩みを聞き、寄り添う事が必要になってきます。
美容看護師のキャリアプラン

美容看護師のキャリアは、美容施術のスキルを磨くだけではなく、あなたの個性や「こうなりたい!」という目標に合わせて、色々な道を開くことができます。
ここでは、美容看護師がどのようにステップアップしていけるのか、ワクワクするようなキャリアプランの一例をご紹介します。
1. スキルアップ期:まずはしっかり基礎を固める
まずは、美容看護師としての土台をしっかりと作る時期です。焦らず、着実にスキルアップしていきましょう。
美容皮膚科クリニックで経験を積む
- レーザー照射をマスターする: 各種レーザー機器を安全に使いこなし、患者様のお悩みに応じた施術を提供します。
- 注入治療の技術を身につける: ヒアルロン酸やボトックスなどの注入技術を習得し、患者様の理想の実現をサポートします。
- スキンケア指導のエキスパートになる: 患者様の肌質に合わせたスキンケアアドバイスや、ホームケア製品の提案ができるようになります。
- 丁寧なカウンセリングを心がける: 患者様の要望を丁寧に聞き取り、適切な施術プランを提案するコミュニケーション能力を磨きます。
美容外科クリニックでさらにレベルアップ
- 手術の現場を経験する: 手術の準備や介助を通じて、高度な医療技術を間近で学ぶことができます。
- 術後ケアを丁寧に実践する: 手術後の患者様の状態を観察し、適切な処置やアドバイスを提供します。
- カウンセリングで患者様の不安を解消する: 手術に関する知識を深め、患者様の不安を解消し、安心して手術に臨めるようサポートします。
この時期は、美容医療に関する幅広い知識と技術を習得し、自信を持って患者様に対応できるようになることを目指しましょう。
2. ステップアップ期:専門性を高め、チームをまとめる
基礎スキルを習得したら、次はあなたの個性を活かしたキャリアアップを目指しましょう。
専門分野のスペシャリストを目指す
- 特定の施術に特化する: レーザー、注入、手術介助など、得意な分野を極め、専門性の高い看護師として活躍します。
- 資格を取得して専門性を高める: 美容皮膚科認定看護師や、特定の美容施術に関する資格を取得し、専門性をアピールします。
- 講師として活躍する: 自身の知識や経験を活かし、セミナーや講習会で講師として活躍します。
マネジメントスキルを身につけ、チームをまとめる
- リーダー看護師として活躍する: チームをまとめ、後輩看護師の育成や指導を行います。
- 看護師長として活躍する: クリニック全体の看護業務を統括し、円滑な運営をサポートします。
- マネージャーとして経営に携わる: クリニック全体の経営や運営に関わり、スタッフの育成や採用にも携わります。
この時期は、専門性を深めるだけでなく、マネジメントスキルを習得し、チームを牽引するリーダーシップを発揮することも可能です。
3. キャリアアップ期:独立、開業、新しい道を開拓する
経験と実績を積んだら、さらに幅広いキャリアパスが広がります。
独立・開業という選択肢を取る
- 美容クリニックを開業する: 自身の理想とするクリニックを立ち上げ、経営者として活躍します。
- エステサロンを開業する: 美容看護師としての知識を活かし、エステサロンを開業します。
- 訪問看護サービスを提供する: 在宅で美容医療を必要とする患者様への訪問看護サービスを提供します。
美容関連の企業で新たなチャレンジをする
- 美容機器メーカーで活躍する: 製品開発や営業に携わり、美容医療の発展に貢献します。
- 化粧品会社で活躍する: 製品開発やマーケティングに携わり、美容に関する知識を活かします。
- 美容メディアで活躍する: 記事執筆や監修、セミナー講師として活躍します。
まとめ
美容看護師は医療と美容の専門知識を活かした職業であり、多くのメリットがありますが、キャリアパスを慎重に考える必要があります。
この記事が美容看護師の仕事についての理解を深める一助となれば幸いです。
美容好きを仕事にするなら美容看護師がおすすめ!

これから看護師として働こうと思っている方の中には、美容がお好きな方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめの働き方として、美容看護師という選択があります。
メディビューは、美容医療専門の転職サイトです。看護師や医師、管理栄養士など優れた知識・技術を持つ方と、美容クリニックとのマッチングを行います。
無料で会員登録可能ですので、好きな美容を活かして美容看護師として働きたい方は、まずは会員登録してみることをおすすめします。
記事の監修者

松村 康平
代表取締役
ベンチャー企業、スタートアップ企業に入社し、事業立ち上げからの収益化、
人事採用まで幅広く経験。2020年にスペーム株式会社を設立。
実体験に基づき、自分を成長させるのは失敗を恐れずチャレンジすることだと考えております。
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